無償の愛とは。
昨日ちょっと思ったことがあるので忘れないうちに残しておきたいなと思った。
今、絶賛繁忙期の旦那。
毎年この時期の2ヶ月間は家族みんなで必死だ。
休みも少なくなり、自分の時間もほんのちょっと、少ない休みも母の通院に付き添ったりと、優しい旦那だ。
そんな旦那に対して、いつも敬意を忘れずに過ごしたいと、寝る前に腰を押してあげたり、そんなことをしている妻が私である。
旦那が、お世話になった人に送りたいものがあるとのことで、そこにメッセージを添えたいからと、私にメッセージカードを出して欲しいと言った。
とびきりお世話になった人に渡すと決めている、オシャレな厚紙のメッセージカードを持っているので、こいつの出番だ!!と私はすかさずそれを持っていった。
旦那は、「ありがとう」と手にとり、書き始めた。
少しすると、自分の字に納得がいかない、なんか上手く書けないと落ち込んでいる。
いや、若干イライラしている?といったほうが正しそうである。
それもそうだ、だって6連勤のうちの4日目の夜、深夜12時から書き始めたのだから、疲れも溜まっているだろう。
疲れた?大丈夫?と声をかけるが、うん、まぁ大丈夫。とそっけない感じ。
上手くいかないと書くのをやめたと思ったら、この厚紙のせいで上手く書けないと言い出した。
100均で5枚入りのうすーいレターセットのようなものもあったけど、とびっきりのときに使う大事なメッセージカードを出してあげたのに、、そのせいにするのだと??
別に、疲れてる中で頑張って書いたんだから、その文字が少し気に入らなくとも、(旦那は、割とよく字が上手だと言われてきた)まぁこれでいいか、っていう考えはないのか?なんてそんなことも思ってしまったけど、言ったら終わる。と思ったので、お口チャックをした。
何かにイライラしてる旦那を見て、
え、私が悪いの?とびっきりのメッセージカードまで用意してあげたのに??
って思ったけど、
そんなことを思ったときに、なんだか懐かしい感じもした。
それは、私が疲れてるときに、母にしてしまう(当たってしまう?と言った方が正しいのか?)態度にすっっごく似てたのだ。
それは、もうめちゃめちゃ似てた。
母は、ぶつくさ言う私に色々提案してくれて、めちゃめちゃ優しいのだけど、私はそれでもぶつくさ言ってしまうのだ。
仕事で忙しいとき、
家で、急に、明日使いたいんだけど、"これ"の代用品はないかとか言い出すやばい娘(わたし)、これはどう?とか優しく持ってきてくれる母。
いや、これじゃこうなっちゃうから無理だよ、、違うのない?(どう見ても不機嫌)
ちょっと待ってね、これでどう???
あー、、これかぁ、うーん、でもここが、、あー、でも買いに行く時間もないし、もういいや!これでいいや!(まだ不機嫌)
とか言ってると、
じゃあ明日の朝に買って届けてあげようか?
とかまで言ってくる。
いやいや、悪いからいいよ、と断るけど、そういうくらいとてもとても優しい人なの。
優しさのかたまり。うちの母はほんとにそんな人。
どう考えても、急にこれを使いたいとか言い出す人が悪いし、使いたい日が決まってるなら、それに合わせて用意しておくのが鉄則だし、母に非は1ミリもなくて、なのに、忙しいときって、(忙しさのせいにしちゃいけないけど)いつでも優しい母だからこそ、当たっちゃって。
母は何も悪くないし、むしろ色々優しく提案してくれたのに、なんであんな態度取っちゃったんだろうって、毎回へこんでね。。
メールで、さっきはごめんね。って謝るの。
やばい、思い出して泣けてきた。。電車の中だからこらえる。
そしたら、大丈夫だよ。いつも仕事お疲れ様😊って、必ず優しい返事がくるの。
やばい、涙腺崩壊してる。こらえる。こらえるんだ。。。
いつでも無償の愛で受け止めてくれる母の存在ってすっごく大きくて、でも優しすぎるからまた当たっちゃって。また謝って。また愛をくれて。
そうやって過ごしてきたな〜って、すごくすごく懐かしい気持ちになって、昨日布団に入ってちょっと泣いた(笑)
そのときの、そんな態度の旦那が、あの時の私にすごく重なって、、忙しい中、頑張ってるの見てるから大丈夫だよ😊って、いつも母が私にくれるまなざしとおんなじまなざしで、旦那を見ている私がいたの。
そんなことを思って、布団に入ってたら、
旦那も歯磨きを終えてやってきて、
暗闇の中で、
「さっきはごめん。色々ありがとうね。」
って言われて。
「ううん!大丈夫だよ😊いつもお疲れ様」
って私も優しく伝えられた。
母も、こんな思いだったのかな。。と思った。
ごめんねって言われて、じわじわ心があったかくなって、いいよ。って伝えたら、じーんとすごくぽかぽかした。
母も、こんな思いだったのかな。(2回目)
私が謝った時、心がぽかぽかしてくれたのかな?だから、また同じことを繰り返しちゃう私にも、落ち着いた頃に私が謝って心がぽかぽかするのわかってたから、見捨てずに優しくしてくれたのかな?
そんな母の愛を思い出して、その思いに包まれながら、布団を深くかぶった。
左を見ると旦那がいて、右を見るとスヤスヤ寝息を立てている娘がいる。
私にも、こうして大事にしたいと思える人がいて、母の無償の愛をしっかりしっかり繋いでいきたいと、思った。
せっかくなら笑ってたいからね、だいすきな人と。